このページでは、登山コースタイムや写真などがご覧いただけます。詳しくは、操作案内ボタンをクリックしてください。
《 このページの操作に関するご案内 》 (項目のクリックで詳細表示を開閉します)
(1)場所のご案内
- 1.場所の説明は左上に表示されます。マウスを外すと説明は消えます。
- 2.室堂と南竜ヶ馬場は、場所名の上の青いアイコンをクリックするとオフィシャルサイトを別ウィンドで表示します。
場所名にマウスオンすると、その場所の説明を表示します。
(2)登山シミュレーション(登山コースの所要時間と高低差の確認)
- 1.緑は未到達を表し、ボタンを押すと色が変ります。一度到達するとオレンジに、二度到達すると赤になります。
- 2.途中を飛び越えて選択・つながっていない場所を選択した場合は警告が現れますので、正しく継続してください。
- 3.復路などで同じ場所に戻る場合、一度オレンジになった場所を再度押してください。ボタンの色は赤に変ります。
- 4.一旦選んだ場所を取り消す場合、続けて押して下さい。色がひとつ前に戻り、コースタイムも減算されます。
- 5.同じ場所に三度以上到達する場合、ボタンを押せば正しく処理されますが、色は赤のまま変わりません。
- 6.同じ場所を三度以上選んだうえ取り消すの場合、ボタンを押せば正しく処理されますが、色はオレンジに戻ります。
- 7.スタートからやり直す場合、コース選択リセットボタンを押してください。何度でもご利用いただけます。
- 8.表示されるコースタイムは主として公式の地図表記に基づくもので、実際には状況や個人差によって前後します。
- 9.ここで紹介する他にもいくつものコースがありますので、公式の地図等でご確認ください。
緑のボタンを希望のコースに沿ってクリックすると、登山のコースタイムが確認いただけます。更に、グラフ表示ボタンのクリックで、高低差のグラフが表示されます。
(3)写真の拡大表示
- 1.拡大写真は画面のどこでもクリックすれば消えます。ただし、ウィンドウの×ボタンは押さないようご注意ください。
- 2.写真は近年の撮影ですが、同時期でも年によって状況は相違しますので、実際を保証するものではありません。
小さな写真をクリックすると、全画面拡大表示でご覧いただけます。
《 はじめて富士山に登る人のための QandA 》 (項目のクリックで詳細表示を開閉します)
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(1)登山口へのアプローチについて
- ①室堂へのアプローチ
- 立山黒部アルペンルートという専用の登山交通機関を使用します。出入口は2箇所(富山県側:立山駅、長野県側:扇沢駅)あり、室堂はそのほぼ中央に位置します。営業期間は通年4月下旬から11月末までです。尚、夏の一時期のみ東京・名古屋・大阪方面及び富山から室堂への直行バスが運行されます。ただし便数は1日1~数便で、復路(室堂からの戻り)は富山便のみです。また、旅行会社のツァーも専用のバスで室堂まで入ります。
- ②立山駅へのアプローチ
- 公共交通機関は富山から富山鉄道が通年運行されています。自家用車も立山駅まで入ることが出来ます。
- ②扇沢駅へのアプローチ
- 公共交通機関は信濃大町からバスが立山黒部アルペンルートの営業期間に合わせ運行されています。自家用車も扇沢駅まで入ることが出来ます。
(2)一般的な登山パターンについて
- ①何日必要か?
- 室堂から最短距離で雄山を往復するだけなら、日帰りが可能です。
- ②どういう行程が一般的か?
- 室堂→一ノ越→雄山を往復するのが最短距離で、最も多くの一般登山者が取る行程です。
(3)登山道やコースについて
- ①登山の難しさはどの程度?
- 室堂と雄山山頂の高度差は約550mで、日本の高山の登山レベルとしては易しい方です。体力面では、富士山を登った人なら問題なく登山可能です。
- ②登山道の状況や危険度は?
- 全般に道は良く整備されています。一ノ越~雄山山頂間は岩の堆積した道なので、落石やスリップには注意が必要です。
- ③おすすめのコースは?
- せっかく立山に来て最短距離での雄山往復だけで帰るのは惜しい気がします。状況・日程・体力が許すなら、立山だけでも大汝山→富士ノ折立、真砂岳→別山→別山乗越→雷鳥沢→室堂と一周するコースもオススメですし、宿泊しながら近隣の山々(剣岳、大日三山など)に登るのも楽しい行程になります。
- ④おすすめの場所は?
- 白山の魅力は、多くの登山者が行き来する場所より、むしろそれを外れた所にあると言えます。日程や時間に余裕があるなら、大汝山頂、お花松原、北弥陀ヶ原、四塚山、別山などがおすすめです。
- ⑤水場は?
- 室堂と南竜ヶ馬場及び砂防新道(甚ノ助小屋~黒ボコ岩間)にあります。その他の場所ではほとんど期待出来ませんので、水の調整と補給には留意が必要です。
(4)山小屋と宿泊について
- ①山小屋は何軒?
- 営業小屋としては、室堂(白山室堂)と南竜ヶ馬場(南竜山荘)の2軒です。その他に白山山域全体に数箇所の無人の避難小屋がありますが、一般向けではありません。
- ②宿泊の注意点は?
- 白山では事前予約が必須です。予約の際満杯で断られた場合は登山計画を見直さなければなりません。夏のピーク時の土日は相当な混雑が予想されますので、出来るだけ早く予約を入れることをおすすめします。また、午後4時迄には到着して受付を済ますのがマナーです。
- ③室堂の魅力は?
- 白山の中心地として御前峰の麓に位置し、ロケーションはベストです。広々とした平らな場所で、お花畑や雪渓も豊富です。食堂のテラスからは居ながらにして日本海方面に沈む夕日を眺めることが出来ます。また、室堂には白山比咩神社奥宮の祈祷殿と参籠殿が設営されており、好天の日は日の出前に神主が御前峰山頂の奥宮に登りお祓いと共に日の出を迎えるという行事が行われており、多くの登山者が参列しています。
- ④南竜ヶ馬場の魅力は?
- 広々とした湿原で、御前峰には遠くなりますが、別山登山にとってはベストです。山荘の宿泊棟はヒュッテ風で、特にトイレは下界と同じ設備のため一般登山者にとって抵抗感なく使用出来ます。また白山唯一のテント場があり、テントの方はここでの露営が必須です。
(5)日の出と日没について
- ①日の出は何時頃?
- 8月の上旬で午前5時頃です。
- ②日の出はどこから見える?
- 白山は稜線を跨いで、岐阜県側が東、石川県側が西です。従って宿泊地を基準に考えると、日の出を見るには稜線上に登らなければなりません。一般的には室堂宿泊者は日の出前に御前峰に登り、また南竜宿泊者はアルプス展望台か別山側の油坂の頭まで登って日の出を見るようです。なお、山岳の日の出シーンとしては、翠ヶ池の畔から見るのが絶品です。
- ③日没は何時頃?
- 8月の上旬で午前6時半頃です。
- ④日没はどこから見える?
- 宿泊地を基準に考えると、室堂は居ながらにして見る事ができます。山荘手前の見晴らしのいい場所がベストです。南竜山荘からは日没そのものを見ることは出来ません。
(6)お花畑について
- ①お花畑は?
- 白山は花の名山として有名です。古くから信仰登山が行われ、植物学者が入りやすかったということから、「ハクサン」を冠する高山植物が18種類あることも、花の名山であることのイメージを高めています。実際には華麗な大群落というより、山域全体に花が分布しているといった様相です。
- ②おすすめのポイントは?
- 一般登山者が行き易い場所としては、観光新道上部の馬の鬣付近があげられます。数の多さと色彩豊かさでは白山屈指です。また、東側のお花松原付近もおすすめです。クロユリが海のように一面に咲く場所があり、またハクサンコザクラ・アオノツガザクラ・ミヤマキンバイなどの群落も見られます。他にも小群落は随所に見られます。
- ③ハクサンイチゲはないのですか?
- この質問を何人かの方から受けたことがあります。確かに、白山では他の山で普通に見られるようなハクサンイチゲの大群落はなかなか見られないようで、北の四塚山山頂直下付近でようやく群落が見られます。ただし花期は7月で、8月に入るとほとんど見られなくなるようです。